ブログをご覧いただきありがとうございます。骨董担当の中原です。
本日は熊本市中央区出水のお客様からのご依頼を頂戴いたしましたので、ご紹介させていただきます。
本日買取させていただいたのは、欅(けやき)で出来た階段箪笥になります。
上下に分かれる仕組みになっており上3段、下3段の6段の箪笥となっております。見た目、名前の通り階段の形をした箪笥ですが始まりは江戸時代初期、関西を中心に広まったと言われており、お客様を迎える客間やリビングに置かれていたそうです。人目に触れるため重厚な素材や金具で装飾がされておりとても存在感が御座います。
金具や引き出しが多くついた箪笥を時代箪笥などと読んだりしておりますがそちらに引けを取らないくらい人気があります。古くて状態に難があっても買取させていただいておりますので、なにか御座いましたらお気軽にご連絡ください。