ブログをご覧いただきありがとう御座います。骨董担当の中原です。
本日は中央区渡鹿のお客様からの買取りのご依頼を頂戴いたしましたので、お伺いさせていただきました。
買取りさせていただいたのは、『飛鳥民芸家具』の欅時代箪笥になります。
高級木材として知られる欅材（けやき）を贅沢に使用した重厚感のある箪笥です。
天然木ですので杢目の具合や色合いなどが異なり、家具としては同じでも見た目の印象が全然違うのでそういう意味では一つとして同じ物がない逸品と言えるのではないでしょうか？
それも経年と共に木材の色が飴色のように変化していくのも木製家具の醍醐味かと思います。昨今の情勢や時代の移り変わりで大きな家具、それこそ箪笥やクローゼットなどがそれほど必要とされなくなってきているなと感じている次第ですが、それでも天然木の家具でしか出せない味わいもまた捨てがたく、趣向品、贅沢品のようになっていっても作り続けて欲しいなと思う今日この頃です。。