ブログをご覧いただきありがとう御座います。骨董担当の中原です。
本日は北区植木町より美術品の買取り依頼を頂戴しましたので、訪問させていただきました。
買取りさせていただいたのは、螺鈿孔雀花蝶文座卓になります。
依頼者様がご実家のお片付けをされている最中で、大きな家具を引き取って欲しいとのご依頼内容で御座いました。
コチラの座卓テーブルは写真では分かりづらいかと思いますが、ガラスの天板が付属しておりとても重く、動かせないので大変お困りの様子でした。
さて、その座卓はと言いますと四方中央とビッシリと※螺鈿細工が施されており自然と目線がそちらに行くような圧倒的な存在感があり、その緻密さには驚嘆致しました。
※螺鈿（らでん）は、主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつ。貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法、およびこの手法を用いて製作された工芸品のこと。螺は貝、鈿はちりばめることを意味する。
これほど立派な座卓机はそうそう目にすることがなく、巡り合わせていただいたご依頼者様には感謝しか御座いません。。
座卓や茶棚など大きな家具も高価買取りさせていただいておりますので是非お気軽にご連絡下さい。
それではまた。