ブログをご覧いただきありがとう御座います。担当の中原です。
今日は久しぶりに日本刀(脇差)の買取りに伺わせていただきましたので、ご紹介します。
銘は尾州長船則光。南北朝時代から室町時代末期にかけて活躍した刀工一族の1人です。裏の年号からこの脇差は室町時代末期の作だと思われます。
刀身に鍔と鎺、鞘のみで状態は良いとは言えないほど錆びておりましたが、刀剣登録証が付属してあることと、推定500年以上も前の物という歴史的な価値を鑑みて、買取らせていただきました。
これだけ古いと登録証がないケースも多く、そうなると残念ながら買取り不可となってしまいます。
刀には一振りにつき必ず刀剣登録証が付いておりますのでセットで保管しておかれることをお勧めいたします。
本日は以上となります。ではまた。